【新型コロナワクチンに関する20の質問】17.ワクチン接種をすることができない人について

厚生労働省が公開している公式サイト『新型コロナワクチンQ&A』をベースに山城教授に
ワクチンに関する質問にお答えいただきます。

Q.ワクチン接種をすることができないのはどのような人ですか。

A.一般にワクチン接種をすることができないのは以下の方です。

①明らかに発熱している方(*1)
②重い急性疾患にかかっている方
③ワクチンの成分に対して、アナフィラキシー (*2) などの重度の過敏症の既往歴のある方
④上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方(慢性的な病気のある方もワクチン接種はできますが、病気が悪化している時には避けた方がよいと考えられます)

(*1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(*2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

次回は「18.感染経験者のワクチン接種について」です。

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