厚生労働省が公開している公式サイト『新型コロナワクチンQ&A』をベースに山城教授に
ワクチンに関する質問にお答えいただきます。
Q.筋肉注射と皮下注射の違いは何ですか?
A.筋肉注射とは、ワクチンなどを皮下脂肪の奥にある筋肉に注射する方法のことです。
コロナワクチンは通常、肩の筋肉(三角筋)に接種します。
筋肉は皮膚に比べて痛みを感じる神経が少ないので、皮下注射よりも注射した部位の痛みが弱いという報告があります。
また、筋肉内には血流が豊富で免疫細胞も多く分布するために、筋肉注射の方が皮下組織よりも免疫応答が良いと言われています(「新型コロナワクチンはなぜ筋肉注射なのか?」紙谷聡氏より)。
次回は「15.ワクチン接種を望まない場合について」です。